エゾウコギは中国やシベリアに生息するウコギ科の植物です。エゾウコギの疲労回復効果などが注目され、エゾウコギ茶の人気が高まっています。
エゾウコギの効能としては、疲労回復・自律神経失調症の改善・性機能の回復・血中コレステロールを下げ、動脈硬化、心臓病を予防・抗ガン、ガンの発生、発達、転移を抑えるなど多様の効果が期待できるといわれています。中でも、疲労回復や、自律神経を整える役割が期待され、エゾウコギ茶として摂取することでその効果が体感できます。
エゾウコギの主要成分には、「エレウテロシドA〜G」と名付けられた7種類のトリテルペイド配糖体、血圧を下げ、自律神経のバランスを回復させるクマリン、血中コレステロールをコントロールするステロール、興奮作用・抗疲労作用をもつシリンジン、心臓の冠状動脈拡張作用や抗酸化作用効果をもつフラボノイドなどがあり、これらの効果によって、先にあげた効能が期待できるといわれています。エゾウコギは実に多くの有用成分を含んだ植物であるといえます。
エゾウコギの効果が有名になった原因ですが、1980年、S.フルダー博士がイギリスの科学誌「ニューサイエンティスト」にスポーツ選手への投与効果に関する論文を発表したことが知られています。また、モスクワ五輪で旧ソ連のスポーツ選手の活力源になっていたハーブとして有名となりました。エゾウコギは現在でも、競技を問わず多くのスポーツ選手に愛用されていることが知られています。
エゾウコギは学名でエレウテロコックと呼ばれます。サイトや書物などによってはこの表記をされていることもあります。また、シベリアで多く生息し、その効能についてもロシアで多く確認されている植物であり、日本に入ってきているものもシベリア産のものが多いことからシベリア人参とも呼ばれています。一般的には、エゾウコギはシベリア人参として知られていることが多いようです。
エゾウコギという呼び方は、日本では、北海道の北東部で自生していることが確認されていることから、エゾウコギと呼ばれていますが、その効果が確認され話題になったのが、ロシアから輸入されたものであることからシベリア人参という呼び名が定着しています。中には、日本のエゾウコギと、シベリア人参が同じものだということを知らないひともいるでしょう。
エゾウコギとシベリア人参は植物としては同一ですが、シベリアで育ったシベリア人参のほうがより厳しい環境で育っているといえます。科学的な詳しい裏づけはありませんが、シベリア人参のほうが効果が高そうに思えることから、この呼び名が定着したものと思います。
エゾウコギの根には、エレウテロサイド、イソフラキシジン、カルシウムなどが豊富に含まれています。このことから、ストレスを解消する効果が高いとされて、現在注目されています。ハーブの一種であるエゾウコギのストレス解消効果は、日本ではまだあまり知られていませんが、海外では高い評価をえており、スポーツ選手にもエゾウコギ茶を愛飲しているひとが多くいるようです。
エゾウコギは人間が本来持っている機能を回復させる、体質の改善、自然治癒力アップに高い効果があります。 日本においてエゾウコギは医薬品ではありませんが、中国・ロシアなどでは、研究が盛んに行われており、病気に対して治療にも使用されているといいます。エゾウコギは厳しい自然の中でたくましく育っている植物であるからこそ、人間にもその活力を与えてくれるのでしょう。
エゾウコギの飲用に関しては、今のところ、特に副作用が報告されているわけではありません。けれど、飲みすぎてもいいというものではないので、適量で摂取するのがいいでしょう。エゾウコギは毎日摂取することでより高い効果が得られますので、寝る前やいらいらしたときなどに、エゾウコギ茶を一杯飲んで心を落ち着かせる習慣をつけてはいかがでしょうか。